なのに問題
「ジャニーズなのに」
この言葉は枷の様についてまわる。
彼らはアイドルであるからこその、このワード。暫く目にしていなかったけれど、映画の試写が始まって関係者からのコメントが綴られだしてから少なからず見かけた。
原作ファンも多いだけでなく、R指定も付いていて…ということで勿論公開を楽しみに待っているのだけれど、そこにしか価値がない様な感想もあり、人様の感想は全てシャットダウンすることに決めた。そこ楽しみにするって何なんだろう。それしかないってこと?って…
彼本人が撮影の時の話はラジオでしてくれていたし、本当に体当たりで臨んだいたであろうのとも感じていたから余計に悲しい。
でも、この悲しいはあくまで、ヲタクの私が感じたものである。
相手からしたら「(ジャニーズなのに)ここまでやるとは」の意味で賛辞だったのかもしれない。
一画面の文字数じゃ分からないので心病むところからは離れることにした次第である。
ただ、この「なのに問題」は、自Gに於いては逆の意味でも使えている。
王道キラキラアイドルな道を歩んでは来ていない彼ら。ドブ板めくって0からここまで歩んできた。メンバー自身が「事務所に期待もされてなかった」と書くほどにコツコツと力を積んだ結果、音楽特番でトップバッターと大トリを任せて貰えるような立場にもなったし、冠番組はどれもこれも彼らに無くてはならない物ばかりである。
コツコツ続けてきたバンドが武器となり、大きな力にもなった。(個人的にはコンサートはダンスが多めが好きだけど)でも、バンドのときは「(所詮)ジャニーズなのに」という人種もいる。
が、アイドルなのにそこまで話していいの!?ということは往々にある(許容範囲内の下ネタというか生物を想像させないフィルターはある…ないときもある…?か)
こうやって自然と「なのに」を使ってしまっている。
五大ドームツアーをするアイドルだけれど親近感満載のトークと某番組の流れからか、自Gはsageてもよい対象の様にされがちである。だからか、わたしは彼らに「売れてほしい」とずっと願ってしまう。
少なくとも馬鹿にされるような売り上げでも実績でもないはずなのだけれど。焼け野原以前に何もない所から開拓して土壌を作ったのは彼らだ。※1
彼らは本当にファンを大事にしてくれている。大事な待ち合わせ場所も作ってくれた。
「いつもの場所」がある幸せ。
シングルの特典にしてもおかしくないような長尺の物から歌唱動画まで多種多様に会員であれば見られる。外に向けての発信ではなく、まずファンへという思いを強く感じる。
その場所はその場所で大切にしておきたい。
残しておいた方がいいって考えてくれてありがたい。ないことなんて考えられないし、個人連載も期間限定にせず、ずっと続けてほしい。
けれど、Twitterでバズリがちな彼らが新たにファンを獲得するためにも無課金で見られるところ(続きは有料会員のみ見られます)スタイルのコンテンツもあればよいのにとは思う。
新規のファンは大切だから…課金してくれる新規のファン。
あの番組出のファンは見かけるけれど公式の動画じゃないので、公式きっかけでファンが増える方がよいから。
今はなにをするにも「数字」がついて回る。
公式垢に御礼をリプしたり、リツイートしたり…勿論、公式HPなどに御礼要望は欠かさないけれど。
指令がくれば勿論呟くけれど、それ以外のことまではやってこなかったことであり、正直疲れる…が。ラジオ番組の起用に於いて、ツイート数が物言うのであれば、やはり静観はしていられないし少しでも力になるべく呟く様に意識改革をする必要がある。
15年アイドルしながら更に進化していこうと歩み続ける姿には尊敬しかない。
彼ら自身が誰よりも負ける気がない訳だから私も頑張ろう。
逆説なのにをいっぱい見つけていきたい。
※1 去年あたりからよく見かけた。無意識なのかもしれないけど。